ボンフロン®とは

ボンフロンの特長Ⅰ
高耐候性(耐紫外線性)

塗料(塗膜)の高耐候性のカギ フッ素樹脂「ルミフロン®」

ボンフロンが採用している塗料用フッ素樹脂ルミフロン®は、フッ素樹脂分子中の炭素(C)とフッ素(F)の結合力が紫外線エネルギーより強いため、優れた対紫外線性を発揮します。

塗料(塗膜)の高耐候性のカギ  フッ素樹脂「ルミフロン®」

ルミフロンは、フッ素モノマー(FE)とビニルエーテル(VE)からなるフッ素樹脂

ルミフロン®と一般樹脂・他社フッ素樹脂の耐候性比較

ふっ素樹脂の主鎖結合エネルギーは均一で紫外線エネルギーよりも大きく自然光では原理的に分解しません。
これに対し、ポリウレタン樹脂などの主鎖結合エネルギーは自然光の紫外線エネルギーより小さく自然光により切断分解して劣化してしまいます。

ルミフロン®と一般樹脂・他社フッ素樹脂の耐候性比較

またFEとVEの各ユニットがほぼ100%の確率で順序良く並ぶ(完全交互共重合性)ため、他社フッ素樹脂と比較しても、カギとなる主鎖部分の結合エネルギー(414~424KJ/mol)が最大紫外線エネルギー(411KJ/mol)より大きく、紫外線による劣化を抑制します。

ルミフロン:FEVE
(交互配列)

他社フッ素樹脂:FEVEs
(非交互配列)

フッ素モノマーとビニルエーテルを規則的に交互配列させることで、紫外線に強いフッ素モノマーがビニルエーテルを守る構造を実現しており、他の塗料用フッ素樹脂の持つ弱点をボンフロンは克服しています。

フッ素樹脂「ルミフロン®」の詳細はAGC(旭硝子)のカタログでもご確認いただけます。>>>

暴露試験結果

ボンフロンの高耐候性が数値上だけでなく、通常より厳しい環境下で行う暴露試験でも、その性能を実証しています。
8年にも及ぶ沖縄県宮古市(宮古島)での暴露試験結果より、ボンフロンの耐候性をご確認ください。

沖縄暴露試験(8ヶ年)

NEXT ≫ ボンフロンの特長II:ライフサイクルコストの低減