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建築塗料
マンション/ビルの塗り替え
改修時の調査項目
コンクリート中性化試験
調査目的・概要
本来、コンクリート中の鉄筋は、セメントの水和反応で生成する水酸化カルシウム・Ca(OH)2の高アルカリ性によって腐食から守られている。しかし、この水酸化カルシウムは、空気中の炭酸ガスと反応して炭酸カルシウム化し、アルカリ性は次第に失われ、コンクリ-トは、中性化していく。
Ca(OH)2 + CO2 → CaCO3 + H2O
中性化したコンクリ-ト中の筋は腐食しやすく、腐食が進行し、鉄筋に断面欠損が生じて引張り強度の低下や、コンクリ-トとの付着力の低下が生じる。
したがって、中性化はコンクリ-トの材質の経年劣化の基本的一要因であり建造物の構造耐久力の低下にまで至る劣化要因であることから、事前の調査診断作業の中でも中性化の測定、分析は軸をなす作業となる。
試験方法及び工程
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1:ダイヤモンドコアドリル
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2:表面仕上材及びコンクリートのコア抜き
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3:コアサンプル
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4:フェノールフタレイン1%エタノール溶液散布。コンクリート表層から着色面までを測定