ボンフロン®とは

ボンフロンの特長IV
雨すじ汚れ低減化(BONNFLON SR)

ボンフロンSRは、ボンフロン各種工法の上塗り塗膜表面に親水性・撥油性を持たせ、汚れを雨水によって洗い流す「セルフクリーニング」機能を付加するフッ素樹脂塗料です。

特長

  • フッ素樹脂塗料ボンフロンの高耐久性・高耐候性はそのまま

  • 油性成分を含んだ都市型汚染物質を降雨により浮き上がらせ、
    押し流すセルフクリーニング機能【塗膜表面の撥油化】

  • 雨すじ汚れを低減

  • 塗膜表面を親水化【水接触角の低減・前進接触角の低減】

  • 雨水によるセルフクリーニング機能の高効率化

雨すじ汚れ低減化技術の考え方

油性成分を含む都市型汚染によって生じる雨すじ汚れを低減するためには、塗膜表面に親水性・撥油性を持たせ、以下の1~3の技術的条件を満足する必要があります。

1.晴天時、油性成分を含む汚染物質が汚れの滞積しやすい傾斜部の塗膜表面に付着しにくくする

空気中での親水性・撥油性を高める。すなわち、空気中での水との接触角を小さくし、油性物質との接触角を大きくする。

晴天時、油性成分を含む汚染物質が汚れの滞積しやすい傾斜部の塗膜表面に付着しにくくする

2.降雨時、油性成分を含む汚染物質が雨水と共に塗膜表面から落ちやすくする

水中での撥油性を高める。すなわち、水中での油性物質との接触角を90°以上により大きくする。

降雨時、油性成分を含む汚染物質が雨水と共に塗膜表面から落ちやすくする

3.垂直面を流下する雨水が、特定の雨道を作らずに全面的に拡張し、塗膜表面を流れやすくする

水の塗膜に対する前進接触角を90°以下により小さくし、動的親水性を持たせる。

垂直面を流下する雨水が、特定の雨道を作らずに全面的に拡張し、塗膜表面を流れやすくする

高い耐候性、低汚染機能の持続

ボンフロンSRは、他のフッ素樹脂塗料ボンフロンシリーズと同等の、高い耐候性と低汚染機能も含めた性能を長く維持する耐久性を備えています。

高い耐候性、低汚染機能の持続

NEXT ≫ ボンフロン Q&A